外壁塗装は、見積書をしっかりと確認しましょう! 見積もりは、もちろん書面で出してもらってこそ、見積もりです。書面にしてもらっても、総額だけ見る・・・などということはないと思いますが、意外とトータルの数字だけ見て納得してしまう人がおられるそうですよ。
見積書について、ポイントだけご紹介します。
その1)塗装箇所の明記
塗装で行き違いが生じるのは、そこは塗る、塗らないといった塗装箇所です。外壁や屋根は、工事する限り塗装して当たり前の部分ですが、たとえば庇(ひさし)はどうなるでしょうか。家の門扉は、雨戸は、戸袋は含まれているでしょうか。ベランダの床はどうでしょう。このあたりは特に行き違いの生まれやすい箇所です。
行き違いによるトラブルというのは、工事が始まってから「そこは塗るところでないから、塗るなら別料金です」と言われるようなケースです。トラブルを避けるには、あらかじめ塗装箇所を明らかにするために、むしろ「塗らない箇所」を明記してもらいましょう。
その2)支払い条件
外壁塗装の工事において支払いは、工事完了後に1回か、契約時と完了後の2回払いになるのが一般的です。業者によっては「あらかじめ全額を支払ったら消費税分をサービスします」といった営業トークがあるそうです。しかし悪徳業者のなかには、全額を先に受け取って連絡が取れなくなった例もあります。あくまでも支払いは通例のように、完了後を基本とするのが安全です。
その3)塗装以外の費用は含まれているか
塗装工事そのものでない工事の代金について、確認しましょう。見積もりに、足場代は入っているでしょうか。高圧洗浄の代金は含まれているでしょうか。同じく、養生代は、マスキングの費用は、シーリングの工事代は入っているでしょうか。これらが、あとから工事代とは別に請求されるというトラブルを避けましょう。
他にも、いくつか重要な点があります。くわしくはこちらの外壁塗装の赤本が無料サービスされていますから、請求してみてくださいネ。