外壁の塗装工事をするにあたり、挨拶まわり・・を忘れないようにしたいものです。
外壁塗装の工事は、どうしても騒音も臭いもありますから、ある日突然、何のお知らせもなく工事が始まったら、少々驚いてしまいます。隣家から挨拶の一言もなかったら、心地よくはありませんね。
なので、こちらが工事をする側になったら、ご近所への挨拶はきちんと済ませましょう。
◎挨拶の範囲は?
自分の家を取り巻いているご近所さん・・
というのが原則です。両隣はもちろんですが、向かい側の家3軒くらい、裏側の家3軒くらいになるケースが多いです。
地形によってはもう少し該当するでしょう。
要は、臭いや音など何らかの影響を「身近に受ける」と相手が感じるかどうかでしょう。
◎挨拶で伝える用件は?
単に「宜しくお願いします」ではなく、簡単に工事の概要を伝えましょう。
詳細は不要としても、いつからいつまで(時期)といつからいつまで(時間)は、基本情報になります。
塗料によっては臭いに特徴があり、近隣の方の体調によってはトラブルになりかねません。施工の内容(必要ならば塗料の種類)も伝えます。
お隣さんが、その期間は洗濯物を外に干さないかもしれません。やはり「期間」は基本事項です。自分で伝える場合は業者名も。
◎業者が行うのか?
実際のところ、最近の外壁塗装業者さんは、挨拶文、粗品などを準備して周囲を回ってくれるところが多くなっています。
業者が挨拶回りをするか否か、まずは確認しましょう。ビジネスライクに業者が行う・・という空気になってきているのも事実です。
ただし、具体的な人間関係は当事者にしか分かりません。中には本人(家主)でなく業者からしか挨拶がなかったことが、心象を悪くするケースもありますから、ご近所との関わりを、個別にチェックしてみるのもよいでしょう。
個人的な実感ですが、近頃、近所を散歩していると必ずというほどに塗装工事をしている家を見かけます。
それだけ頻繁になっている外壁塗装工事ですから、原則は業者がやってくれると割り切ってもいいかもしれません。
ただし、業者が挨拶に行った後でも、顔を合わせたら一言、家主として声をかける気遣いも貴重なことでしょう。
外壁の塗装は、どの業者に依頼するかで大きく金額も変わります。家を新築するときほどのエネルギーは使わなくても、やはり、出費するからにはしっかりと業者さんを選定したいものです。